群青の月
やっと片付いた部屋を見渡して、つい深いため息が零れた。
こんな生活、いつまで続くんだろ……
未来(サキ)の見えない暗い世界は、酷く居心地が悪くて、心がポキリと折れてしまいそうになる。
こんな闇に埋もれているのに、生きる気力なんて湧くはずが無い。
それでも自(ミズカ)ら命を捨てる事も出来ないあたしに残された道は、今の生活を続ける他(ホカ)無いのかもしれない。
こんな日々なら、冬夜との微温湯のような生活の方がずっとずっとマシだって思う。
そんな事を考えてしまった自分に酷く呆れて、また大きなため息が漏れた――…。
こんな生活、いつまで続くんだろ……
未来(サキ)の見えない暗い世界は、酷く居心地が悪くて、心がポキリと折れてしまいそうになる。
こんな闇に埋もれているのに、生きる気力なんて湧くはずが無い。
それでも自(ミズカ)ら命を捨てる事も出来ないあたしに残された道は、今の生活を続ける他(ホカ)無いのかもしれない。
こんな日々なら、冬夜との微温湯のような生活の方がずっとずっとマシだって思う。
そんな事を考えてしまった自分に酷く呆れて、また大きなため息が漏れた――…。