群青の月




お前が抱いていた心の傷は、きっと俺が思っているよりもずっと深くて。



もしかしたら、もう癒える事は無いのかもしれない。



心の傷を癒す為には、一体何をどうすればいいのだろう…。



その術を知らない代わりに、その傷がほんの少しでも癒えるように願いながら、ただ抱き締める事を選んだんだ――…。




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