群青の月
「……アルコール、ちゃんと抜けたの?」
「さぁな。まぁ、別に大丈夫だろ」
気になって訊いたあたしに、冬夜はいい加減な答えしか返してはくれなくて…
いくらバカなあたしでも、飲酒運転は同乗者も責任を問われる事を知っているから、微妙に不安な気持ちが芽生えた。
「捕まっても知らないから。それに、あたしは罰金なんて払わないからね」
「いや、いくら何でも抜けただろ。そもそも大して飲んでねぇし、あれから何時間経ってると思ってるんだよ」
冬夜はため息をついた後、アクセルを踏み込んだ。
「さぁな。まぁ、別に大丈夫だろ」
気になって訊いたあたしに、冬夜はいい加減な答えしか返してはくれなくて…
いくらバカなあたしでも、飲酒運転は同乗者も責任を問われる事を知っているから、微妙に不安な気持ちが芽生えた。
「捕まっても知らないから。それに、あたしは罰金なんて払わないからね」
「いや、いくら何でも抜けただろ。そもそも大して飲んでねぇし、あれから何時間経ってると思ってるんだよ」
冬夜はため息をついた後、アクセルを踏み込んだ。