群青の月
カーナビが指す目的地の周辺に着いた時には、とっくに日付が変わっていた。
この辺りは狭い道が多いのか、カーナビは柚葉の住んでいるアパートの近くで案内をやめてしまった。
仕方なく車を停めて降り、周辺を探るように歩く。
だけど…
さすがにこの時間には通行人もいなくて、吉岡さんに貰ったメモだけを頼りにするしか無い。
ジンと刺すような寒さも忘れて、必死にそこに書かれたアパートの名前を探した。
静寂に包まれた夜の住宅街をしばらく歩き回った後、狭い道を抜けた先にやっと二階建てのアパートを見付けた。
この辺りは狭い道が多いのか、カーナビは柚葉の住んでいるアパートの近くで案内をやめてしまった。
仕方なく車を停めて降り、周辺を探るように歩く。
だけど…
さすがにこの時間には通行人もいなくて、吉岡さんに貰ったメモだけを頼りにするしか無い。
ジンと刺すような寒さも忘れて、必死にそこに書かれたアパートの名前を探した。
静寂に包まれた夜の住宅街をしばらく歩き回った後、狭い道を抜けた先にやっと二階建てのアパートを見付けた。