群青の月
その夜も、柚葉との甘美で激しい情事に酔いしれた。


その間、トーフには買って来たばかりのオモチャとおやつを与え、リビングで待って貰っていた。


可哀相だけど、すぐに邪魔をして来るんだから仕方ない。


最近は柚葉がトーフばかり優先にするから、俺だって色々と我慢しているんだ…。


柚葉が住んでいたアパートではトーフを飼えないからと、彼女と同棲出来るまでは俺が面倒を見ていたのに…


トーフは、すっかりその恩を忘れているらしい。


あの時は散々困らされたんだし、トーフにもこれくらいの我慢は必要だと思う。


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