群青の月
ベッドルームに戻ると、柚葉はスヤスヤと眠っていた。
「クゥ〜ン……」
ベッドに下ろしたトーフが、彼女の頬をペロペロと舐める。
「大丈夫だよ、寝てるだけだから」
俺がそう言っても、トーフはどこか心配そうな顔をしているように見えたけど…
そのうち安心したのか、柚葉の隣で丸まった。
「ほらな……。お前はまた、柚葉の隣を陣取るだろ」
眉をしかめた俺に、トーフは垂らしていた耳をピクリと動かしただけで、素知らぬ顔をしている。
俺は仕方なく、トーフを挟んで柚葉をそっと抱き締めた――…。
「クゥ〜ン……」
ベッドに下ろしたトーフが、彼女の頬をペロペロと舐める。
「大丈夫だよ、寝てるだけだから」
俺がそう言っても、トーフはどこか心配そうな顔をしているように見えたけど…
そのうち安心したのか、柚葉の隣で丸まった。
「ほらな……。お前はまた、柚葉の隣を陣取るだろ」
眉をしかめた俺に、トーフは垂らしていた耳をピクリと動かしただけで、素知らぬ顔をしている。
俺は仕方なく、トーフを挟んで柚葉をそっと抱き締めた――…。