愛姫



「・・・・っ・・・」




「ユア・・・」




ノディアは明日から遠征で戦いに行く。




いわゆる戦だ。




「ノディアなんかで悩んでるのか?ユア。」




「・・・ぇ・・・・」




ユアとサラは声のする後ろに顔を向けた。




「・・・ディジュド・・・」




ユアの顔色がかわる。




「いつ来たのっ・・・」




サラも驚いている。




「小鳥を悲しませるなんて・・・・」




ユアの髪を手にとる。




「・・・ぃや・・・」




「・・・・男なんか単純なんだ。プレゼントでもあげろよ」




「「・・・プレゼント・・・?」」




ユアとサラの声が重なる。



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