愛姫



「・・・・」




サラの笑顔が怖い。




「・・・まぁ良い。行くか」




ディジュドとユア、サラは少しラフな格好に着替えて城を出た。




「「わぁ・・・・」」




ユアとサラは目を輝かせた。




「俺とはぐれるなよ」




ラフな格好と言っても容姿で十分目立つ三人。




見たこともない動物や植物。




ユアは興味津々だった。




サラもキョロキョロしている。




「悔しいがノディアの国は治安がいい。あまり貧富の差がない。」




ディジュドが人々を見ながら言う。




・・・ノディア様すごいんだ・・・・。




「まぁ小鳥には不器用なようだがな」




クスクスと笑うディジュド。



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