愛姫
信頼
「・・・ぅ・・・ん・・・」
ノディアの腕の中、ユアは目を覚ました。
深く眠るノディアの寝顔が見える。
・・・私だけしかしらない・・・。
・・・それにしても・・・今何日たったんだろう・・・。
あの日以来起きては起きてはノディアが離してくれない。
ユアが抜け出そうとする。
「・・・ユア」
「ぁ・・・ノディア・・・」
ノディアはユアを引き寄せた。
「・・・ノディア・・・いい加減に・・・何日経ってるの・・・」
「今日で三日目だろう?」
「・・・ん・・・」
「まだ離したくない」
「・・・・お仕事・・・・」
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「・・・ふぁ・・・・」
ユアがしばらく説得するとノディアは渋々仕事に戻る。
「ノディア様、ご機嫌が宜しいようですね」