愛姫
ユアはポケ-とついさっきまでいたノディアのことを考えていた。
「・・・ノディア・・・」
ポツリと呟いてハッとした。
恥ずかしいと思いながら湯舟に浸かる。
綺麗なお花が浮かんでいる。
サラにこの後は外でお茶をしようと言われている。
楽しみだな・・・・。
そう思ったユアはすぐに上がった。
ドレスに着替えたユアをサラが待っていた。
「ユア、久しぶり」
ニコッと笑うサラ。
何だか恥ずかしくなって頷いた。
「お兄様とずっと一緒に何してたの??」
わかりきった顔でサラが聞いてきた。
「・・・っ・・・」
顔が熱くなる。
「聞かせてもらうからね」
可愛らしく笑うサラ。
それから外に出た。