愛姫



「ノ・・・ノディアッ・・・」




キスはだんだん激しくなる。




しまいには手が出てきた。




「・・・っ朝・・・だよ・・・」




「・・・関係ない。」




妖しい艶やかな笑みを浮かべるノディア。




諦めかけた時、ドアがノックされる。




「ノディアー!!今日は街に行くから起きて!」




「「・・・・」」




ピタリと動きを止めるノディアとユア。




ノディアは続きをしようと唇を近付けてきた。




バン!とドアが開いたのは唇が触れたのと同時だった。




「っ・・・!!!」




ユアは顔に熱が集まる。




必死に離れようとしても離してくれない。



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