愛姫
「ユア様は焦らないのですか?」
「・・・・なんで焦るの・・・?」
「ノディア様が他の姫をご寵愛したのですよ?!」
焦らなくちゃいけないの・・・・・??
「ぁ、アロ・・・・ご寵愛って何・・・?」
するとアロが目を見開いた。
まずいこと聞いたかな・・・・?
「何も知らないのですね・・・・」
「・・・ごめんなさい・・・・・」
「ご寵愛はノディア様に抱かれるのです。ちなみにノディア様に選ばれなかった姫候補たちは売り飛ばされます。」
「ぇ・・・・売り飛ばされ・・・・」
「やはり、知らなかったですね」
着替え終わってからすぐに部屋のドアが開いた。
「ユア」
「ノディア様・・・・」