愛姫



私は、ここが居場所じゃない。




私の居場所は・・・愛しい、ノディアの隣。




頭痛が消える。




全部思い出した・・・。




私は・・・・飛ばされたんだ・・・。




「帰り・・・たい」




・・・・ノディア・・・・。




ポタポタと涙が溢れ出した。




「結愛、大丈夫!??」




「・・・ぁ・・・」




ノディアと違う。




「・・・私・・・今日は・・・・帰る・・・ね・・・」




そう言って帰ろうとした。




すると本城くんが手を掴んだ。




「嫌だ、って言ったら・・・?」




無理矢理物陰に連れていかれる。




「離して!!!!嫌っ!!!」




助けて・・・助けて・・・ノディア・・・!!!!!



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