愛姫
夜、ユアは眩しさから目を覚ました。
「ノディア・・・?」
部屋の開いたら扉に人影。
「起こしてしまったか?」
ノディアがベッドに腰掛ける。
「大丈夫です。・・・ノディアお仕事?」
「ああ。」
ノディアは少し寝ぼけたユアの身体を抱きしめる。
そして唇をふさいだ。
ユアの口から少し声がもれる。
「ひゃ、」
ノディアの唇が首筋に降りてきて思わず肩をすくめるユア。
それを見てノディアは満足そうに笑った。
「ノ、ノディア・・・」
「ん?」
ノディアは何事もなかったようにユアの額に唇を落とす。
ユアは顔を赤くしてノディアの胸元に顔を沈めた。
「おやすみなさい。」
ユアの小さな声にノディアはユアを更に抱きしめた。