愛姫
それから、何日か経った日の夜中に私は起こされた。
「ユア様、ノディア様がお呼びです」
ノディア様?
帰ってきたの・・・・?
眠気もノディア様の名前を聞いてなくなっていた。
兵士が私を連れていく。
私は寝る時の薄いワンピースのようなドレスのまま。
「ノディア様、ユア様をお連れしました」
「入れろ」
ノディア様の部屋に入る。
「・・・・」
「ユア、こっちにおいで」
ノディア様は大きなベッドの上でワインのようなものを飲んでいた。
私がベッドのところまでいくとノディア様にベッドに倒された。
「ひゃ・・・ノ、ノディア様・・・・」
「ん?」
ノディア様は寝転がりながら私の髪に指を通していた。