愛姫
ユアは眩しい光りに驚く。
「・・・わ・・・たし・・・」
ゆっくり起き上がる。
グラグラと揺れる視界。
アロたちが・・・・。
ユアはのそのそとベッドから出た。
キィ・・・。
何故かフラフラとする脚。
長い廊下の壁につたいながらやっと歩くことが出来た。
「・・・こ・・・こ・・・・・何処・・・」
廊下を歩いていたら、前のほうにノディア様の側近がいた。
「貴様・・・!!何故出歩いている!!!」
びく・・・。
「・・・っはぁ・・・アロたちは・・・!!?・・・・アロたちは・・・何処っ・・・」
マヲに尋ねるユア。
「お前っ・・・!!熱があるんだぞ!!無理するな!!」