愛姫
「ユアに問題・・・・?」
「・・・私がいけないの・・・・だから・・・ノディア様・・・お願いします・・・」
ため息をつくノディア様。
「マヲ、ユアの言う通りに姫たちは国に返せ」
「ノディア様!!??本気なのですか!!??」
マヲは私を睨む。
ベッドの毛布で顔を隠す。
「アロ、お前はユアの世話を続けろ」
「・・・アロ・・・ごめんね・・・」
マヲと兵士に連れていかれた姫たちとアロ。
静かになる部屋の中。
「ノディア様・・・ありがとうございます・・・」
「ユアは本当に困った子だね」
「・・・」
クスクスと笑うノディア様。
「・・・ぁ・・・ノディア様・・・戦いは・・・?」