愛姫



「ユアに問題・・・・?」




「・・・私がいけないの・・・・だから・・・ノディア様・・・お願いします・・・」




ため息をつくノディア様。




「マヲ、ユアの言う通りに姫たちは国に返せ」




「ノディア様!!??本気なのですか!!??」




マヲは私を睨む。




ベッドの毛布で顔を隠す。




「アロ、お前はユアの世話を続けろ」




「・・・アロ・・・ごめんね・・・」




マヲと兵士に連れていかれた姫たちとアロ。




静かになる部屋の中。




「ノディア様・・・ありがとうございます・・・」




「ユアは本当に困った子だね」




「・・・」




クスクスと笑うノディア様。




「・・・ぁ・・・ノディア様・・・戦いは・・・?」



< 45 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop