愛姫
ノディア様・・・・・?
アロの言うがままに部屋を出る。
部屋を出ると目を疑った。
百を越える部屋がビッシリ並んでいた。
綺麗な着飾った女の人がたくさんいる。
「ここは中庭です。池の中にはノディア様のペットがいますのでお気をつけください」
アロは淡々と話す。
アロについて行くと広い広間に出た。
女の人たちはどんどん前に詰めて座る。
「前に行かないのですか?」
「ぁ、はい。私は後ろでいいです」
「ユア様、私には敬語など使わないでください。それでは終わったらまた迎えに来ます」
アロはそう言って部屋の外に出た。
少ししたらさっきの男の人が入ってきた。
あれがノディア様・・・・?