愛姫



そこに酒と果実が運ばれてきた。




「ユア、こっちに来なさい」




「・・・」




少し近くユア。




「ユア。」




ユアは少しずつ歩みよる。




ノディアが指を鳴らすとユアの背中を風が押した。




「きゃぁ」




「ユア、食べなさい?」




ノディアの腕の中に入ったユアにノディアは果実を差し出した。




「・・・」




ユアは無言で果実をかじる。




「美味いだろ?」




「は、はい・・・」




ノディアは満足そうにクスクスと笑う。




少しするとノディアはユアの腰に腕を回した。




「・・・ひゃ!!??・・・ノディア様・・・・??!!!」




「よかろう?寵愛してやる」




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