愛姫



ポタポタと流れる涙。




助けて・・・。




そう思って浮かんだのはノディアだった。




「ノ・・・ディア様っ・・・助けて・・・・ッヒク・・・」




「ほぅ。男に抱かれている時に他の男の名を出すとは・・・」




身体を刺激するディジュド。




「いやぁぁ・・・・ッヒク・・・・」




するとバン!!と扉が開いた。




「・・・」




「・・・なかなか早かったな。」




息を切らすノディアとマヲの姿が見えた。




「ノディア、こんないい女をどこに隠していた?」




クスクスと笑いながらユアの首筋を舐めた。




「ユアを返せ。」




瞳が金色に変わる。




ディジュドはユアを切った布で手足を縛る。



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