愛姫



「ユア・・・?やっぱりユアおかしいよ。目が虚ろだよ、ちゃんと食べて睡眠とってる・・・・?」




「・・・大丈夫です。」




「サラ様、そろそろお時間です」




「わかったわよ!!!」




サラがマヲを睨む。




サラが可愛らしい顔でもう一度ユアを見た。




「ユア・・・無理しないでね。」




そう言うとサラは部屋を出た。




「ユア様・・・お食事の時間です」




アロが心配そうに入ってきた。




「うん」




広間に行くと久しぶりにノディアがいた。




ノディアの周りは既に姫候補だらけ。




・・・・ノディア様・・・・。




胸がチクリと痛んだ。




ユアはノディアの姿を見ると席についた。



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