愛姫



次の日の朝。




アロがユアの部屋に行くと、珍しくまだユアがベッドの中にいた。




「ユア様、朝です。・・・・ユア様・・・?」




ユアは意識がなかった。




高熱が出ていた。




「ユア様!!!??ユア様!!!」




アロは弾かれたように走った。




城の薬草のある部屋に走る。




薬草のある部屋には薬草がほとんどなかった。




「ノディア様に・・・」




アロは城の中を走る。




すると、マヲがアロをとめた。




「何をしている」




「薬草がないので・・・ノディア様に・・・・」




「薬草・・・・?そのようなもの各自で用意しろ」




「・・・・・・・」



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