愛姫
「貴様!!!!そんなことをしたら首が飛ぶぞ!!!!!!!」
「私の首くらい差し上げます。だから・・・・ノディア様に」
バタバタと廊下でマヲとアロが騒いでいたらノディアの部屋の扉が開いた。
「貴様ら、騒がしい。」
アロはノディアが出てくると廊下に座り込んで頭を下げた。
「ノディア様・・・・お願いいたします・・・・ユア様を・・・ユア様をお助けください・・・・!!!!」
「ユア・・・・?」
ノディアの表情が曇る。
「今日の朝から高熱で意識がなく・・・お水すら飲んでくれません・・・。どうか・・・ユア様を医師に・・・」
すると、ノディアがマヲのほうを向いた。
「マヲ、医師を至急呼べ」
「ノディア様!!??ですが!!」
「うるさい!!黙れ!!マヲ!!!」
ノディアはマヲに言うと走りだした。