愛姫
「栄養失調、睡眠不足、それに何か悩み事があったことによる胃の荒れが酷い。」
医師はそう診断すると大量に薬草を煎じてユアの頬を叩く。
うっすら瞳が開くと口の中に薬を流し込んだ。
「これで熱は引くはずだ。」
ノディアは心配そうにユアの髪を梳いた。
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数日後、ユアは目を覚ました。
・・・私・・・・の・・・部屋じゃない・・・。
ユアはグラグラする視界でベッドから降りようとした。
すると、見事に転んだ。
息が苦しい・・・・。
目を開けてるのが辛い・・・・。
中々立てずに倒れ込んだままの時に部屋の扉が開いた。