愛姫
マヲは満足したのか、部屋を出た。
負担・・・・。
キリキリとお腹が痛む。
少しすると、荒々しく部屋の扉が開いた。
息を少し切らせたノディアが入ってきた。
「ユア・・・・、何故泣いている・・・・?」
ノディアはユアの寝ているベッドに座る。
「・・・・」
ノディア様は今も私何かを見に来てお仕事をやめてきたの・・・・?
「失礼いたします」
アロが温かそうな食事を運んできた。
「ユア様、どうぞ。」
ユアは食欲などなかったが、パンを口に運んだ。
「っふ・・・ゴホゴホ・・・!!」
数日間何も食べていなかったユアの胃は食べ物を受け入れない。
「ユア様!!!?」