愛姫




それから毎日必死にノディアに会いに行くユア。




でもマヲが阻止する。




「マヲさん・・・お願いします・・・!!ノディア様に会わせてください・・・・」




「ダメだ。まだ負担だと気がつかないか」




「・・・・っ・・・・」




ポロポロと涙をこぼすユア。




それを見てマヲは慌てる。




・・・ノディア様が涙の匂いに気づいたら・・・・。




マヲは咳ばらいをした。




「それでは、こうしよう。ノディア様の好物の果物を森の中から見つけてこい。そうすれば会わせてやろう」




「・・・・本当ですか・・・?」




マヲは頷く。




「行きます・・・・」




そう言うとマヲがニヤリと笑った。



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