愛姫
気がつくとユアは自分の部屋で寝ていた。
「・・・・」
離れろ・・・。
ユアはノディアに言われた一言に胸が痛んだ。
・・・・私・・・こんな酷いこと言ってたなんて・・・・。
ポロポロと涙が零れた。
今すぐ謝らきゃ・・・・。
ユアは自分の部屋から飛び出た。
ノディア様の部屋に向かう。
もう夜中・・・・いるかな・・・。
ドアをノックする。
「・・・・・・・」
返事はない。
ユアは静かにドアノブに手をかけた。
ガチャリと開いた。
暗い部屋の中、ベッドに向かう。
「・・・・・」
勢いでノディア様の部屋にまで入っちゃったけど・・・・、これって不法侵入だよね・・・・。