愛姫
顔が熱くて熱くて爆発しそう。
「サラ」
ノディアがサラの名前を呼ぶと同時にユアはノディアの腕の中に引き込まれた。
「少し客を待たせておけ」
サラは返事をすると部屋を出た。
「ノ、ノディア様っ!!」
「様はいらない」
「でも・・・・」
栗色の綺麗な瞳に捕まる。
「呼べ」
「ノ・・・ノディ・・・ア・・・・」
カァァと顔が熱くなる。
ノディアは満足そうに笑う。
「本当に面白い」
あ・・・・・。
今瞳も笑った・・・・。
ドキンっと胸が高鳴る。
「・・・どうした?ユア?」
「ぃ、いえ・・・」