愛姫
恥ずかしい・・・・。
自分の顔が熱い。
コポコポと飲み物をグラスに注ぐ。
すると、いきなり首筋を寒気が通る。
「・・・・ひゃっ・・・・」
「やぁ、ユア」
後ろを振り向くとディジュドがいた。
「そんなに怖い顔しないでくれよ」
スタスタと歩いてくるディジュド。
ユアは前の恐怖から動けずにいた。
「・・・っ・・・」
すると、いきなり視界が暗くなる。
ノディアがユアを抱きしめた。
「・・・ディジュド、来ていたのか」
スルッとユアの手からグラスを受け取るノディア。
「ノディア、その言い方はないだろ」
「ならばユアにはもう関わるな」