そして、恋をする。
「ねー。裕子は好きな人まだいないのー?」
高校1年が
終わろうと
していた。
「だって。うちのクラス、いい男いない。」
「まぁ…それは否定できない!あはは。」
いつも
そう言ってた。
けど、
彩夏は
このクラスに
好きな人がいる。
「彩夏はその後、大西君とはなんかないの?」
「それがねー。おはようとばいばい以外話してない…。」
なんだか、
彩夏は
好きな男の子には
内気になって
しまう
性格らしい。
全く。
そこも可愛い
んだけど…。
はっきり言って、
彩夏はもててる。
見た目も中身も
可愛いから。
打ち所が
無いもんね。
「もっと何か話せばいいのに。」
「だって…何を話せばいいのかわかんない。」
「もう。そんな事言ってると、
誰かに大西君とられちゃうよ!」
「ぎゃー!いやー!」
そんな
会話をしてる
毎日。
2年になる日が
近い。
私も好きな人、
できるかな。
そうしたら、
まず一番に
彩夏に言いたいな。
心から
そう思った。
2年になる…。
冬の
冷たい風に、
心地よい
春の匂いが
混じり
始めていた。
高校1年が
終わろうと
していた。
「だって。うちのクラス、いい男いない。」
「まぁ…それは否定できない!あはは。」
いつも
そう言ってた。
けど、
彩夏は
このクラスに
好きな人がいる。
「彩夏はその後、大西君とはなんかないの?」
「それがねー。おはようとばいばい以外話してない…。」
なんだか、
彩夏は
好きな男の子には
内気になって
しまう
性格らしい。
全く。
そこも可愛い
んだけど…。
はっきり言って、
彩夏はもててる。
見た目も中身も
可愛いから。
打ち所が
無いもんね。
「もっと何か話せばいいのに。」
「だって…何を話せばいいのかわかんない。」
「もう。そんな事言ってると、
誰かに大西君とられちゃうよ!」
「ぎゃー!いやー!」
そんな
会話をしてる
毎日。
2年になる日が
近い。
私も好きな人、
できるかな。
そうしたら、
まず一番に
彩夏に言いたいな。
心から
そう思った。
2年になる…。
冬の
冷たい風に、
心地よい
春の匂いが
混じり
始めていた。