あたしだけのきゅーと王子様
「姫埜、おはよーっ」
「あ、美依だ。おはよっ」
この子はあたしの中学から
一緒だった大大親友の美依。
美依は可愛いしあたしに
優しすぎるの。
たまーに馬鹿にされるんだけど、、
でもあたしにとって
憧れ的存在だったりもする。
「高校も一緒になれたんだし
同じクラスがいいねー」
「本当ー。あたし姫埜とじゃないと
高校生活だめだーあ。」
美依はいつもあたしを
照れさせるんだから。
2人はそんな話をしながらも
桜いっぱいの学校の門を
くぐった。