13回目の好き


はっちゃん:「パパ頑張ってるんだよぉ!まえはママね、ぱーとに行っておこづかい貯めてたんだけどねー。」


花:「そうそう。今お腹に葉月の妹がいるから安静にしてるの!」


「いいなぁ〜子供!はっちゃんみたいな子が欲しいな(笑)」


はっちゃん:「なおちゃん、葉月のママになるのー?」

花:「あはは(笑)」

真梨奈:「そういえば、奈緒の付けてるそれって…?」

ニヤッと笑う真梨奈の視線が、左手薬指に…。

カアァっと頬を染める私を興味津々に南と花と、飲み物を運んで来たタケさんが食いつく。

南:「奈緒〜!」

花:「あのキラキラ高木先生とついにぃ…?」

「き、キラキラって…」

タケさん:「そっかぁ!先越されたぁ。奈緒ちゃんも結婚かぁー!」

「ま、まだ、大学卒業してからです。」

真梨奈:「奈緒と高木先生の子供ってどんな子が生まれるのかな?」

その真梨奈の一言に思わず驚いて、飲んでいたウーロン茶をゴクンと流す。

「こ、子供っ!?」

花:「葉月、仲良くしてあげてね!」

真梨奈:「普通のことでしょー?考えたりしなかったの?」


「そっか…そうだよね…。」






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