13回目の好き



「あはは(笑)そんなこと言い出したら、私の女子生徒へ対する嫉妬も考えて下さいね!(笑)」


まぁ、いつものことだし、そんなに気にしてないけど?(笑)


恭先生:「な!?俺は、そんなにモテないぞ?」


「どの口がそんなこと言ってるんですか!?」


そう言って恭先生の頬をつねると「いててて」といいながら私の頬をつまみかえし笑い合う。


「変な顔〜(笑)」

恭先生:「いて、力入れすぎ!」


「あははっ!っっって!!まだ話は終わってないんですけどっ!」


恭先生:「脱線も甚だしいぞ!(笑)はい、2つめの話は?」


サァッと風が髪を靡かせ、昨日は雨だったからなのか、空はくっきり青く、残った雨雲がクッキリ映る。


私は、雨上がりのそんな空が大好き。



「1つめは、了解してくれるんですか?」



恭先生:「ああ、だから手伝うって言ってるだろ?」



「えへへ…。ありがとうございます!」




恭先生の家族構成はだいたい聞いたことがある。



ふと皆で話していた時のことを思い出す。



子供のこと…。



私は、凄く、ほしい。恭先生との子供がほしい。




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