13回目の好き
近くのお好み焼き屋さんに入り、注文する。
ヤヨッチャン:「私、お好み焼き久ぶり!」
「私も!」
そんな私達に微笑む真梨奈先輩。
真梨奈先輩:「そうだよね〜、まだあの学校に通ってるんだよね〜!」
机に肘をつき真梨奈先輩がボソッと呟く。
「えっ!?」
真梨奈先輩:「あ、別に変な意味はないけど…、その制服見てると懐かしくてね。」
ヤヨッチャン:「何だか不思議ですね!真梨奈先輩もこの制服を着ていた時があったなんて!」
真梨奈先輩:「あったわよ!今じゃ制服なんて着れない着れない!
はぁ〜女子高生が羨ましい!(笑)」
「あはは!…でも、そう思うと、三浦先生とかって、ずっと変わらず学校にいるんですよね…。私達も、いつか卒業しちゃうのに。」
そう思うと胸がキュッと締め付けられる。
真梨奈先輩:「そうね…。もしかして、ミッちゃんがヤッちゃんの言ってた、三浦先生のことが好きな子?」
ヤヨッチャン:「そうです!さすが真梨奈先輩ですよね!(笑)」
「な!何故それを!?」
真梨奈先輩:「顔に書いてる〜(笑)」
慌てて自分の顔を触る私に2人は大笑いしていた。