13回目の好き




ガラッ

吉崎先生:「あ!良かった、まだ教室にいたんだね!ミッチャン!」



そういきなり教室に入ってきた、吉崎先生に一瞬、驚きすぎて固まる私。



「…ど、どうしたんですか!?吉崎先生!何でいるんですか??」



慌ててそう聞くと、吉崎先生は嬉しそうに私の元へやってきた。


吉崎先生:「ミッチャンに会いに来たの!」


「私に!?」


吉崎先生:「そう!本当はメールしようかと思ってたんだけど、恭先生にもついでに用があったからね。」


た、高木先生は"ついで"なんだ。


「何かあったんですか?」


吉崎先生:「…クリスマス、暇?」


「クリスマスは…暇ですけど…?」


吉崎先生:「なら良かった!クリスマス、恭先生のマンションでいつもお祝いするんだけど…、ミッチャン来ないかなぁって思って!」


「え!!ほんとですか!?私なんかが、吉崎先生と高木先生の大切なイベントに参加しちゃって…?」


そう言うと、クスクスと笑いながら吉崎先生は話し出す。


吉崎先生:「あはは!大切なイベントだって!(笑)…当たり前!泊まりにおいでよ!」











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