１３回目の好き

困らせたくない。
嫌われたくない。



だけど、分かってるのに、困らしちゃう。




真梨奈先輩:｢いいじゃん！それで。｣



｢え！？でも…。｣



真梨奈先輩:｢いいの！自分の良い所なんだから！伸ばさなきゃ。｣



ﾔﾖｯﾁｬﾝ:｢…。｣



真梨奈先輩:｢好きな人のこと、沢山困らせちゃいなさい！（笑）｣



｢…嫌われちゃったら？｣



真梨奈先輩:｢私だったら…、頑張ってる子にどれだけ困らされても嫌いにはなれないな。｣



…。


ﾔﾖｯﾁｬﾝ:｢…そう、ですよね。伝えることが出来ない人だっているんだもん。｣



真梨奈先輩:｢そうそう。諦めちゃう人だって、沢山いるのよ。｣



どうしても諦められないこの気持ちのままでも…



｢…私、このままでも良いんですか？｣



真梨奈先輩:｢当たり前。本当にダメだと思ったら、それは自分が決めること。伝えたい強い気持ちがあるなら、とことん頑張ったらいいじゃない。｣



やっぱり、先輩って色々経験してるだけあって凄く大人に見える。

真梨奈先輩が凄くキラキラして見えた。


｢はい！私、頑張ります！いつか、振り向いてもらえるように！｣