13回目の好き






「私、三浦先生が…大好きです。」





その一言が準備室に響く…。












三浦先生:「知ってます。」




「…。」




三浦先生にそう言われ何とも言えずに、固まっていると、クスクスと笑いながら三浦先生は口を開く。



三浦先生:「それで、12回目だ。(笑)…だから、…君の気持ちは知ってます。」




「…。」



カァッと赤くなり、思わず三浦先生から視線を外して下を向く。











三浦先生:「なら、…13回目の好きは、俺に言わせて下さい。」



「へっ!?」





そう驚いて声を上げる。




三浦先生のその言葉の意味がすぐに理解出来ずに、グイッと先生の体に引き寄せられる。




















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