13回目の好き
恭先生:「俺は楽しみだけどなぁ〜♪」
先生の左手が私の髪に触れる。カァッと、赤くなる私にニヤつく恭先生。
「…も、先生近いですってば!」
先生の肩を押して離そうとする私を見ながら楽しそうにしてる。
そんな恭先生にムッとする。
そして私の力なんて何でもないようにグイッと恭先生の身体に引き寄せられる。
「もう!」
恭先生:「…久しぶりだな!」
そう言ってギュウッと抱きしめられる恭先生の腕の中じゃ、どうしても顔が緩んじゃう。
「…この前会ったばかりじゃないですか。」
恭先生:「そうだな。」
本当は毎日会いたいけど。
確かに、会えない日が例え1日だったとしても、久しぶりになるくらい毎日会いたくて仕方ないよ。
でも、やっぱり、会えない日は出来ちゃうわけで…。
高校時代に戻りたくなるよ。
恭先生と毎日を過ごしてたあの頃に。