13回目の好き
慌てて前を見ると、嬉しそうに笑う高木先生の目の先に吉崎先生。
「…吉崎先生…?」
ヤヨッチャン:「同感!(笑)」
わ、わかりやすい!(笑)
真梨奈先輩の言ってた通りだ…
クスクスと笑いながら、ふと昨日の三浦先生を思い出す。
あれ?でも、もし本当に吉崎先生が高木先生の彼女さんだったとしたら…
三浦先生は…吉崎先生に…片想い…………?
「…。」
それは、ない?
いや、有り得るかな?
あ〜、何だかわからなくなってきた!
だけど…もしそうだとしたら…私自身、高木先生と付き合っていてほしい、なんて思っちゃうなんて。
これは不安なの?
ただ、嫌なのかな?
三浦先生が誰かの所に行ってほしくないって思ってるから?
私の方こそずるいよね。
吉崎先生が羨ましくて
羨ましくて
嫌い―…。