13回目の好き
誓い
思い出の空
杉野巫Side
「はぁあ〜!」
ヤヨッチャン:「みっこ、おはよっ!どーしたの?」
朝の教室、自分の机に頭を付けてため息をついた時、ヤヨッチャンがやって来た。
「…おはよ〜。」
ヤヨッチャン:「元気ないね!?昨日は三浦先生に勉強教えてもらったんじゃないの?」
「…何て言えば、どこから話せばいいか分かんないんだけど、…昨日吉崎先生に酷いこと言っちゃって、今日謝らなきゃいけないの!」
ヤヨッチャン:「ふーん?まぁ、みっこは凄い思い詰めちゃうからね。吉崎先生と三浦先生がどうのこうのって心配してたもんね?(笑)」
「笑い事じゃないー!どーせ馬鹿ですよ私わ!」
ヤヨッチャン:「あはは!ごめんごめんって!(笑)あ!そうだ、今日ね、」
キーンコーンカーンコーン…
ヤヨッチャンが何か言いかけた時、調度チャイムが鳴って高木先生と吉崎先生が教室に入ってくる。
吉崎先生が見れない…!
昨日あんなこと言っちゃったし、凄く、凄〜く気まずいっ!
だけど、いつも通りな吉崎先生をチラリと見て、凄いなって思った。
やっぱり、先生って…大人だなぁ…。
あ、それより、いつ誤れば…