13回目の好き

不思議



「ヤーヨッチャン!」


教室に戻り早速ヤヨッチャンに海のことを話す。


ヤヨッチャン:「ぇえっ!それ凄く楽しみ!三浦先生との距離も縮めなきゃね(笑)」


「っ!…が、頑張る!!」


皆にバレバレなのがちょっと恥ずかしいけど…


こんな大チャンス…頑張らなきゃ!

グッと拳を作る私の手を見てヤヨッチャンは笑う。



…恋愛攻略本、読んでおかなきゃだめかな…

本よりやっぱ真梨奈先輩とかにアドバイスもらった方がいいかな?

ボケッと考えてる私にヤヨッチャンが話だす。


ヤヨッチャン:「あ、そうだみっこ、今日は放課後行くの?最近行ってないじゃん?」


「そ、それは…あんまり毎日行ったら迷惑かなと思って…。」


あ…でもそういえばさっき…三浦先生、『今日は放課後空いてますよ。』なんて言ってたっけ…



それって…行ってもいいってこと…?


「あ、…やっぱ今日行ってくるね!」


ヤヨッチャン:「結局ね(笑)行ってらっしゃい♪」



にやけながら頷く私を、微笑みながらそう言うヤヨッチャン。



三浦先生への想いは、届かないけど…諦められない間は、ずっと想ってていいよね…


届くまで伝え続けるよ


先生…

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