My sweet home
「うめぇ~!!
 この肉じゃがっ!!!」

「だろ~っ!」

「そ、、そうっ?」


美味しそうに肉じゃがを頬張る山下くんに、ちょっと自慢げな顔してる翔。




「じゃ、オレ帰るわ!」

「おぅ!」

「あっ。
 遙さん、お邪魔しました。
 …肉じゃが、また食べにきていいですかっ?」

「は、はぃ!」

「遙、オレ下まで送ってくるねッ」

「あ、いいよ。
 翔、ココで!」

「え? そう・・?
 じゃぁ、、またなっ!」

「あぁ。 またなっ」



 バタンッ。



「帰っちゃった〜」

「うん」

「今日は突然呼んだりしてごめんなー」

「ううん~。 全然へ…いっ」



翔は私の返事を最後まで待たずに、甘いキスをしてくる。


「…ん~~っ…」


一度唇を放し、


「やべっ。 ココ玄関だった!
 続きはベッドでね…」

そう言って、私を抱きかかえ、翔は寝室へと移動する。


「きゃっ?!」


こんな関係がずっと続けばよかったのにね……
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