My sweet home
公園を後にして、数メートル歩いたところで、ハルが話しかけてきた。


「今日は、ウチ来ない?」

「えっ?」

「それとも。
 …今は一人がいい?」


悠斗がイジワルそうに聞いてくる。



「うん。
 行く、悠斗のうちへ」

そう言って、私たちは手を繋いだ。



いつも傍にいてくれた。

私が悲しい時、

嬉しい時、

楽しい時、

いつも一緒にいてくれた。


一緒に悲しんだり、

喜んだり、

笑ったり、、、



この半年。

悠斗が隣にいてくれた。

・・・私の隣に。




「悠斗」

「ん?」

「ありがとう。」

「クス。
 なんだよ、急に…」
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