イジワル王太子と政略結婚!?
「私ね、あの闇の中からたくさんの光が飛び出ていくのを見たんだけど…
その中に七色の光が見えた気がしたの。あれはもしかしたら…」
妖精の羽だったのかも。
ウィンクルのお兄さんだといいな…。
『そうか…じゃあきっと帰れたんだよ。よかった』
「……うん」
私の右手の薬指には、ウィンクルがくれた花の指輪がまだはめられている。
これは、私たちがあの森で過ごした証。
すごく不思議だけど、夢や幻想じゃなかったんだよね。
お母様、見てくれてる?
大好きな人と一緒にいられるのが、どれだけ素敵なことかわかった。
私、今すごく幸せだよ──
その中に七色の光が見えた気がしたの。あれはもしかしたら…」
妖精の羽だったのかも。
ウィンクルのお兄さんだといいな…。
『そうか…じゃあきっと帰れたんだよ。よかった』
「……うん」
私の右手の薬指には、ウィンクルがくれた花の指輪がまだはめられている。
これは、私たちがあの森で過ごした証。
すごく不思議だけど、夢や幻想じゃなかったんだよね。
お母様、見てくれてる?
大好きな人と一緒にいられるのが、どれだけ素敵なことかわかった。
私、今すごく幸せだよ──