5人の王子様☆


「友愛ちゃん可愛いね。俺の彼女にならない?俺は一葉。高2」

いきなり腕を回してきたのは、あの一葉くんだった。

あたしは一葉くんの腕をベリッと引き剥がした。


「なりません!」


「俺の誘いを断ったのは久しぶりだなあ。俺、何か燃えちゃうよ-っ☆」


とか何とかいって、また抱きついてくる。

「ぎゃあっ!やめてください-っ」


一葉くんは、金髪で、少し切れ長の綺麗な目、スッと通った鼻、高い身長。
美形、淡麗、男前!

…しかし、チャラい。笑
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