まってみる。

「あ…一緒に帰る?」

君は頭を掻きながら
下を向いて言った。

そんな姿に
こっちがくすぐったい。

「あ、うん!」

狙ってたみたいで
いやらしいけど。

正直に嬉しかったりする。
ってゆうか嬉しいに決まってる。

「あーよかった。
断られたら
どうしよって思った、笑」


そんなふうに言って
笑ってる君に

勇気を出して言ってみた。
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