のらねこ様、カレシ仕様
そりゃ、クロちゃんに傍にいて欲しいとは思いましたけどもね。
コレとそれとは話が別でしょ!?
追い出されたクロちゃんは拗ねたような上目遣い。
うう・・・・その顔はヒキョウだよ。
あまりの可愛さにきゅんとして、思わず絆されそうになる。
けどっ。
やっぱり、コレとソレとは話が別なのっ!!
「大人しく自分のお部屋行って寝なさーい!」
客用の部屋が一個空いていて、目下そこのベッドがクロちゃんの寝床。
普段はリビングにいるのでホント寝るだけなんだけどね。
心を鬼にしてドアを閉めた。
いくらスキンシップには慣れたとはいえ・・・
一緒に寝るのは・・・ねぇ、
ちょっと・・・。
意識しちゃう・・・・よ。