のらねこ様、カレシ仕様
ベッドに入るなり、するーと伸びて来た腕が私の体をぎゅっと捉えた。
もー!言った傍から!!
心臓バクバク。
緊張で固まる私を余所に、クロちゃんはペったり私に張り付いて、肩に唇を押し付ける。
く、クロちゃん~、ダメ―ッ。
あまりの緊張に動けないでいる私。
それでも叫ぶタイミングを見計らっていて・・・・・
気付いた。
クロちゃんは私の肩に顔を擦り寄らせて、何度もキスするけど、それ以上のコトはしなくて・・・。
そこ・・・・私が怪我したトコロ。
クロちゃんが砕いたトコ。