のらねこ様、カレシ仕様



「あたっ、アタシのコトはどーでもいいのよっ!それより、聞きたいのはアンタよ、春能日向っ!アンタ、黒川となんかあったわね!?」







ぐわっしゃっ!!





手からカップが滑り落ちて、慌てる私。


直滑降だったので、大惨事は免れたものの飛び散った液体をダスターで拭う。



「ようやくか・・・」


「ななな何が!?」


「ナニをよ。」



「何もっ、別にっ、ナイッ、デスッ、けど!?」







みんな口には出さなかったけれど




(バレバレですけどね)




と思ってるのはその顔を見れば明白。








あーうー。
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