のらねこ様、カレシ仕様
■□■□日向■□■□
部屋の中をウロウロ。
「あー、もうっ。・・・・クロちゃんどーなったかな・・・」
私の呟きに、ソファーで寛いでいた薫がどうでもよさげに応えた。
「そろそろ猫の丸焼きにでもなってんじゃね?」
「薫・・・全然笑えないから、それ・・・。」
だって相手はあのお母様にお父様だよ!?
娘の私が言うのもなんだけど、
すっごいツワモノなんだから!!